【重要】代理出産を事実上禁止しようとしている自民党PTに、抗議のメールを送りましょう!
自民党のプロジェクトチームが国会に提出しようとしている生殖補助医療法案は、条件付き代理出産を認めるとは言いながら、その条件というのは、子宮がないこと(子宮があって不妊という人が殆どです)、金銭の授受を認めないこと(ボランティアで代理母になる人を見つけることは不可能に近いです)で、事実上代理出産を禁止するものです。この法律は不妊に悩む人々の最後の望みを断ち切る天下の悪法になります。メディアでは、いわゆる「子供の出自を知る権利」ばかりが報じられていますが、それに誤摩化されてはいけません。現在のような内容での新法案を撤回するように、皆さんの声を結集しましょう。不妊に悩む人々の気持ちを無視した生殖補助医療法など、全く意味がないものです。手遅れになる前に、当事者である皆さん自身が意見表明をしてください。
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※インドの情報についてのご注意

▶インド政府は2015年10月28日、外国人がインド人女性を代理母とした代理出産を利用することを禁じる方針を明らかにしました。これで「代理出産のメッカ」であったインドでの外国人向け代理出産は幕を閉じることになります。
Baby for All ではこれまで、合法的に代理出産が行える国として、インドの代理出産もこのブログでご紹介してきました。そのため、過去記事の中に、一部インドの過去の情報が残っていることがあります。ご注意ください。
また、会員専用ページの内容も、インドの情報が記載されていますので併せてご注意ください。

2018年8月23日木曜日

アメリカでは、娘のために代理母になる母親が増加

少し前のニュース記事ですが
アメリカでは、娘のために代理母になる母親が
増加していることが報じられました

実際、アメリカでは以前から代理出産が
合法的に行われていましたが
莫大な費用がかかる上に
代理母への謝礼とケアも
依頼者の負担を大きくしています

だから、母親が娘の代理母となることは
ある意味で現実的な選択肢で
このニュースでは58歳の母親が
孫を出産したことがトピックになっています

因みにここでは
代理出産の費用が6万ドルだと書かれていますが
非常に甘い見積もりですね
どこからそんな数字が出たのかと思いますが
アメリカではその倍は軽くかかります

ところで、日本では
母親が娘の代理母になるケースは
今後増えるでしょうか?

実際同じようなケースもありましたが
今後、自民党で話し合われている案が
法案になった際に
代理母になれるのは
血縁者か金銭授受のない
ボランティアに限られる可能性もあり
代理母が「合法化」されたら
実母が代理母になるというケースが
主流になるかもしれません

しかし、全ての母親が
娘の代理母になれるとは限りません

健康的な問題
年齢的な問題
そして、世間体などの問題を考えると
全ての人が同じように
母親にお願いできるか
そして母親が快諾できるかは疑問です

お母さんが代理母になってくれる
そんな恵まれた人ばかりではないからこそ
日本で代理出産が一般化しても
Baby for Allが海外での代理出産のお手伝いをすることに
意味があるのだと思います

以下、ライブドアニュースの引用です

【米国発!Breaking News】58歳の代理母。習慣性流産に苦しむ32歳の娘の代わりに“孫”を出産へ。(ユタ州)
 
58歳母が娘の代わりに“孫”を妊娠。画像はcbc.caのスクリーンショット
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58歳母が娘の代わりに“孫”を妊娠。画像はcbc.caのスクリーンショット
このところアメリカでは、娘の母親が赤ちゃんを産むという代理母の決断が増えている。2012年にはメイン州の49歳の女性が孫となる男児を出産して話題になったが、昨年はアイオワ州在住の53歳の女性がやはり孫となる双子の女児を出産。そしてこのたびはユタ州で…。

大きなお腹で幸せそうな笑みをたたえている写真の女性は、米ユタ州在住のジュリア・ナヴァロさん(58)。2月上旬に女の赤ちゃんを出産する予定だ。しかし誕生するのはわが子ではなく“初孫”。32歳の娘、ロレーナ・マッキノンさん(写真・右)が不育症(習慣性流産)の問題を抱えて3年間苦しみ、代理母出産を決意するも引き受けてくれる女性が見つからない様子に、思わずその役を買って出たというのだ。

実の親子といえども代理母出産の契約はその形式に則って交わされ、マッキノン夫妻にも3か月にわたるカウンセリングを義務付けられた。医師はうまく行く可能性は45%と見ていたが、体外受精から着床までのプロセスは見事に成功。使用された精子はロレーナさんの夫、ミカさんのものであるが、ジュリアさんはすでに閉経しているため3か月前からホルモン注射を受け、母体としての環境を整える必要があったという。

「もう十数回も流産を経験しているの。私の胎内だと赤ちゃんは10週までしか育ってくれなくて。母には本当に感謝しているわ」とロレーナさんは『Salt Lake Tribune』紙に語っている。アメリカで代理母出産を依頼すると一般的に6万ドル(約625万円)ほどの費用がかかるというが、ジュリアさんのおかげでマッキノン夫妻の負担はその約半分で済んだ。「家族なんだもの、お互いに助け合わなければ」と話すジュリアさんであった。