【重要】代理出産を事実上禁止しようとしている自民党PTに、抗議のメールを送りましょう!
自民党のプロジェクトチームが国会に提出しようとしている生殖補助医療法案は、条件付き代理出産を認めるとは言いながら、その条件というのは、子宮がないこと(子宮があって不妊という人が殆どです)、金銭の授受を認めないこと(ボランティアで代理母になる人を見つけることは不可能に近いです)で、事実上代理出産を禁止するものです。この法律は不妊に悩む人々の最後の望みを断ち切る天下の悪法になります。メディアでは、いわゆる「子供の出自を知る権利」ばかりが報じられていますが、それに誤摩化されてはいけません。現在のような内容での新法案を撤回するように、皆さんの声を結集しましょう。不妊に悩む人々の気持ちを無視した生殖補助医療法など、全く意味がないものです。手遅れになる前に、当事者である皆さん自身が意見表明をしてください。
ここをクリックすると、自民党にあなたの意見を送るページに繋がります。

※インドの情報についてのご注意

▶インド政府は2015年10月28日、外国人がインド人女性を代理母とした代理出産を利用することを禁じる方針を明らかにしました。これで「代理出産のメッカ」であったインドでの外国人向け代理出産は幕を閉じることになります。
Baby for All ではこれまで、合法的に代理出産が行える国として、インドの代理出産もこのブログでご紹介してきました。そのため、過去記事の中に、一部インドの過去の情報が残っていることがあります。ご注意ください。
また、会員専用ページの内容も、インドの情報が記載されていますので併せてご注意ください。

2018年12月31日月曜日

帰省中に密かに心を痛めたあなたに。

赤ちゃんが欲しいのに恵まれない

そういう方の中には
帰省中に、旅行中に
子供を連れた家族連れで賑わってる
行楽地で、電車の中で
心を痛めている方も多いようです

家族から「赤ちゃんはまだ?」と
無神経に聞かれた方もいるでしょう

代理出産は、赤ちゃんを諦めきれない
そんなあなたへの最後の手段になります

あなたに
やっぱり子供が欲しいという気持ちが高まったら
ぜひ、Baby for Allにご相談ください

2018年12月30日日曜日

子宮移植へ期待などできるのか?

 2014年、「読売新聞」の「基礎からわかる最新生殖医療」という記事で、子宮移植が論じられていました。
 しかし、子宮移植で不妊の問題が解決するのでしょうか?
そもそも、代理出産は、子宮がない人だけのためのものではなく、すべての不妊治療をしている人の最後の望みです。生殖医療法案もそうですが、医師たちが勝手に、子宮がある不妊患者は諦めろと切り捨てているのです。
 しかも、子宮移植は今すぐにできるものではないのです。実験的に成功しているかといって、それに望みを託せというのは、無責任に過ぎます。何年後にできるかという保障もなく、しかも、自分に合うドナーが現れなければ、それで終わりです。
 以下、記事の中で、おかしな議論を指摘しましょう。青字部分が引用箇所です。

基礎からわかる最新生殖医療(4)子宮移植 可能か
Q 代理出産 現状は
 子宮が生まれつきなかったり、がん治療などで失ったりした女性が、血がつながった我が子を得る方法は従来、代理出産しかなかった。こうした女性の新たな選択肢として子宮移植の可能性が検討されている。

 前述のとおり、子宮があっても妊娠できない人が多いのです。原因もわからない不妊が一番多いのです。そういう人を切り捨てる議論だという自覚が、記者さんたちには見られません。

 子宮移植では、夫婦の受精卵をあらかじめ凍結保存しておき、提供者から移植した子宮にその受精卵を戻し、妊娠、出産を目指す。
 国内ではサルでの成功例のみだが、海外では2000年から11人の女性に行われた。そのうち7例の移植に成功しているスウェーデンで昨年10月、子宮移植による世界初の出産が発表された。その後さらに2人が出産し、生殖医療として一気に現実味を帯びてきた。

 一気にでしょうか? 実験的に行う場合には、お膳立てが揃っています。しかし、ドナーはどうやって集めるのか、ドナーは集まるのかという問題は残ります。待っていてできるものではないのです。そんなことに期待を持たせて、ダメなら諦めろということでしょうか?

 しかし、課題は多い。他人の子宮への拒絶反応を抑えるため、妊娠中も免疫抑制剤を服用する必要があり、子どもへの影響を慎重に検討する必要がある。生体間移植の場合、子宮を提供する側の身体的負担は非常に大きい。

 生体移植? そんなことがありえるのでしょうか? それと代理出産と、どちらが負担が大きいのでしょうか? 子宮の生体移植など、まさに倫理的に許されるものではないでしょう。その一方で代理出産を批判するなど、片腹痛い話です。

子宮の売買につながる恐れも指摘される。

 生体移植なら当然そうでしょう。誰が、好き好んで自分の子宮を無料で提供するというのでしょうか? 恐れではなく、生体移植をするなら、金銭の授受がないと思うほうがアホです。

 それでも代理出産に比べれば、出産によるリスクを本人が引き受け、法的にも親子と認められる子宮移植の方が、倫理的に問題は少ないという声もある。

 その声は、アホの声ですね。リスクを本人が引き受けなければいけないのなら、スタントマンは皆失業手当を申請に行ったほうがいいでしょう。タクシーはリスクを本人が引き受けないので、倫理的に問題がありますね。
 法的に親子と認められるかどうか? 何をふざけたことを言っているのでしょうか。民法が実態に合っていないのならば、民法を変えればいいだけです。法律は、時代に応じて変化させるべきものです。そもそも、母親の遺伝子を受け継ぐ子供を、代理出産だからといって親子関係を認めないほうがおかしい訳です。そして、子宮移植でも、卵子提供を受けたら母親の遺伝子は受け継がないのに、自動的に親子関係が認められるということも、それと対照的に見ればおかしいのです(私たちは、後者に反対しているのではありません。矛盾を指摘しているのです)。

 昨年8月、慶応大や京大などのプロジェクトチームが、実施に向けた国内初の倫理指針をまとめ、営利目的の斡旋は行わないなどとした。今後、関連学会の意見を踏まえて最終的な指針をまとめる方針だ。

 営利ではないとすれば、現実的にはドナーしかないでしょう。それでは、待てば海路の日和がくることなど期待してはいけないのです。
 そして、仮に、すべての子宮がない人が移植を受けられる日が来たとしても、それよりもはるかに人数の多い、子宮のある不妊患者を救うために、代理出産は必要とされるのです。

医療部の利根川昌紀、編集委員の鈴木あづさが担当しました。
2015年2月15日  読売新聞

2018年12月29日土曜日

家族関係が複雑になるなら民法を変えればいいハズです。

国内で唯一、堂々と代理出産を手がけていた
諏訪マタニティクリニックでは
義父の精子を使って体外受精を行い
100人以上の赤ちゃんが誕生していたということです

「家族関係が複雑になる」から議論を呼ぶと
批判的に毎日新聞は記事をまとめていましたが
批判は、旧態依然とした
民法をそのままにしていることに
向けられるべきではないでしょうか
複雑になるのは
高度不妊治療を想定していない
民法が悪いからです

実際、このケースで
法律を守って戸籍を作れば
表面的には非常に複雑な家族関係になりますが
民法を改正するなり
補足する法律を作るなりして
例えば戸籍に注釈を書き込むようにでもすれば
何の問題もなくなるはずです

生殖補助医療法案を
不妊に悩む人の気持ちを無視して作る前に
民法の手直しをこそ
先に考えるべきでしょう

全く、話にならない議論です

これは憲法改正の議論とよく似ています
憲法は国民を守るためにあるのに
国民が憲法の文言を一言も変えず
そのまま守らねばならないかのような
愚かな議論がまかり通っています

しかし、憲法が時代に合わなくなれば
改正して国民の幸福を守れるようにするのは当然のことです
民法でも刑法でも同じことで
法制度が時代に合わなくなれば
改正を検討するのは当然のことです

以下、毎日新聞から
共同通信の記事を引用します

体外受精:義父の精子で118人誕生 諏訪マタニティーC
毎日新聞 2014年07月28日 10時07分(最終更新 07月28日 10時47分)

 不妊治療を行っている長野県の「諏訪マタニティークリニック」(根津八紘院長)で1996年から2013年に、79組の夫婦で妻が夫の実父(妻の義父)から精子提供を受けて体外受精により計118人の赤ちゃんが誕生したことが27日分かった。妻が義父から精子提供を受けた夫婦は110組あった。
 匿名の第三者からの提供精子による非配偶者間人工授精(AID)は60年以上前から行われているが、匿名が前提。近親者から精子の提供を受ける不妊治療には「家族関係が複雑になる」などの指摘があり、議論を呼びそうだ。
 東京都内で開かれる日本受精着床学会で根津院長が31日に発表する。(共同)

2018年12月28日金曜日

【重要】「獣医」にあなたの代理出産をさせる業者がいます!

日本語で代理出産を募集しているとある業者

サイトの書き方や内容の構成など
Baby for Allのパクリが疑われ
それだけで怪しむに十分なのですが
代理出産専門家への調査で
恐るべき事実が判明しました

そのサイトで紹介している
某国で代理出産をしているという「医師」は
何と「獣医」なのです!

しかも、その獣医は
代理出産を手がけている他の本当の「医師」に
人身売買の疑いをかけて告発したり
政府機関に訴えを起こしたりして
いずれも却下されるという
トラブルメーカーとしてその国では有名だとのこと

その業者が事実を知らないのか
知っていて「獣医」と契約しているのか
いずれにしても無責任な話です

こういうことは
サイトを見るだけでは
わからないことです

代理出産は
あなたの見えないところで
殆どすべてのことが行われます

実際に、無責任な日本の斡旋業者が仲介していた
タイやインドでは
・受精卵を作ったと言いながら、作っていなかった
・受精卵を移植したと言いながら、していなかった
・代理母が逃げたと言いながら、そもそもいなかった
そういうことが疑われる事例がたくさんあります

だから、医師がするはずのIVFを
「獣医」がすることなど何とも思わない可能性があります

あなたが業者間の比較検討をするなら
十分ご注意ください
そして、契約書をよく読んでから
契約するようにしてください

2018年12月27日木曜日

代理出産を批判するのではなく、必要のない人が使ったことを批判すべきです。

連日、様々な事件が報じられるなか
起こったタイでの代理出産をめぐる事件は
そろそろ記憶の彼方に...

思い出してください
例の御曹司のおぞましい計画
1000人だろうが、20人だろうが
数字は問題ではありません
そもそも、本来は
代理出産以外に方法がない方の
最後の望みの綱であるはずの代理出産を
未婚の男が利用しようとしたことが許せません

結婚をして子供を設けるという
普通のことを試みるまでに
代理出産を安易に使おうとしたことに
憤りを禁じ得ません

この常識のない愚か者の行為が
タイでの代理出産の禁止への
引き金になったのは言うまでもありません

しかし、そのおかげで
代理出産に夢を託そうと考えていた
不妊に悩む人々と
貧しい女性たちが迷惑を被ったのです

代理出産を、商業目的で規制するのは
現実的には実現不可能だとは思います
ブラックマーケットがそれを
ビジネスにするでしょうから
識者もそれを懸念しています

だからこそ!

商業目的の禁止というのは
不妊だと認められない人が
安易に代理出産を用いない
その人たちの歪んだ欲望で
金儲けをさせないということにすべきなのです

このような愚かな人間が代理出産を利用し
不妊に悩む人々の最後の望みの綱を
断ち切ってしまうことを
Baby for Allは憂慮します

代理出産の健全化を
私たちは心から願っています

2018年12月26日水曜日

不妊治療医の皆さん、患者の思いを受け止めてください。

iPS細胞を使った世界初の手術は
日本で行われました

この手術を行った関係者は
「患者の思いを受け止めてやっているプロジェクト」だと
断言しています

まさに、医学とはそういうものではないでしょうか
患者の思いを受け止める…

目の見えない患者を見えるようにするのと同じように
赤ちゃんに恵まれない患者に
赤ちゃんを授かるようにすること
それが不妊治療医に求められています

代理出産を拒否することは
その道を自ら閉ざすこと

もちろん、それは通常の治療とは違います
他人を巻き込む重大な決断が必要です
しかし、それでも患者の思いを受け止めて
どうしても必要ならば
その道を拓くのが
医師だと私たちは思うのですが…

医は仁術という言葉を思い出しながら
そのように考えています

以下、「毎日新聞」からの引用です

iPS細胞:世界初の手術 理研、目の難病治療で
毎日新聞 2014年09月13日 東京朝刊
 理化学研究所などが進めるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を目の難病治療に使う臨床研究で、iPS細胞から作った網膜色素上皮細胞を移植する手術が12日、共同研究機関の先端医療センター病院(神戸市中央区)で実施された。患者は兵庫県在住の70代女性で、手術は無事に終了した。iPS細胞から作った細胞を患者に移植したのは世界で初めて。

 ◇「実用化に10年以上」
 iPS細胞の臨床研究はパーキンソン病や重症心不全なども進んでおり、iPS細胞を使った再生医療実現への第一歩と位置づけられる。手術後に記者会見した理研発生・再生科学総合研究センター(CDB)の高橋政代プロジェクトリーダー(53)は「実用化には10年以上かかるのではないか」と述べた。
 臨床研究の対象は、老化に伴って視野の中心が暗くなり、悪化すると失明の恐れもある「滲出型(しんしゅつがた)加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」。昨年8月、高橋リーダーを中心に臨床研究が始まった。
 手術は、異常な血管ができて傷ついた色素上皮を専用の器具で取り除き、縦1・3ミリ、横3ミリの色素上皮細胞のシートで置き換えた。先端医療センター病院の栗本康夫・眼科統括部長(53)ら眼科医3人が執刀し予定通り2時間で終了。高橋リーダーが立ち会った。
 執刀チームは「多量出血などのトラブルはなく、成功したと言っていい」としている。患者は元気な様子で、約1週間後に退院できる予定。計6人の手術を計画しているが、2人目以降の時期は未定だ。
 研究チームによると、眼球への注射による投薬を中心とする現在の治療法では傷ついた網膜の修復はできず、今回の手術を受けた患者も治療を続けてきたが、症状が悪化していたという。
 今回の手術は安全性の確認が主な目的で、大幅な視力回復は難しいが、順調に推移すれば、症状の悪化を食い止められたり、眼球への注射というストレスから解放されたりするメリットが期待できる。

 研究チームによると、色素上皮がiPS細胞治療の最初の臨床研究対象に選ばれたのは▽移植する細胞の数が少なくて済む▽がん化しにくい▽移植後の詳細な観察が可能--などが挙げられる。しかし、第1号だけに、iPS細胞や細胞シートの安全性の確認は慎重に行われ、患者の皮膚採取から細胞シート作製まで約10カ月かけた。
 高橋リーダーは「患者の思いを受け止めてやっているプロジェクト。期待に対する一つの答えを出せてうれしい」と笑顔を見せた。「実用化まで長い道のりだが、手術に立ち会って有望な治療と確信し、絶対に頑張ろうと決意を新たにした」と話した。【根本毅、吉田卓矢】
==============
 ■ことば
 ◇加齢黄斑変性
 網膜の中心部の「黄斑」と呼ばれる部分に異常が起き、視野の真ん中がゆがんだり暗くなったりする病気。悪化すると失明につながる。老化に伴い、網膜の内部で視細胞を維持する「色素上皮」の機能が低下して起こる。国内の患者数は推定約70万人。

2018年12月25日火曜日

知ってましたか? 「クリスマス」は代理出産の物語なのです!

 Merry Christmas! 

クリスマスはご存知のように
イエス・キリストが
聖母マリアから誕生した日の物語

でも実際には
イエスの誕生日は
12月25日ではないそうです

聖書にその日
羊飼いが深夜に番をしていたという記載があるので
寒い季節ではありえないらしく
ヨーロッパに伝わる他の神様の誕生日が
イエスの誕生日として伝わったとされていますが…

さて、イエスの誕生は
「代理出産」だったって知ってますか?

聖母マリアは婚約者のヨセフとは
まだいっしょに暮らしてもいませんでした

ある日、信心深いマリアのところに
天使ガブリエルがやってきて
あなたは「神の子を身ごもる」と告げました
マリアはそれを受け入れ
神の子を「代理出産」するのです

そう、クリスマスの物語は
代理出産の物語だったのです

どんなに医学が発達しても
赤ちゃんは神様からのプレゼント
来年の今頃
待ちに待ったあなたの赤ちゃんが
この世に生を受けていることを
お祈りします

2018年12月24日月曜日

エージェント費500万円超?! 申し込む前に、業者を比較しましょう! 

日本人向けに代理出産を提供している
欧州某国のエージェント費用を見てびっくりしました
そこには、弁護士費用や同行スタッフの旅費から
代理母の事前の健診や成功報酬まで含まれていますが
一寸考えられない金額になっています
日本円に換算すると550万円近くなります
10年前ならインドで代理出産が2回できた金額です

しかもここには
IVFや旅費は勿論含まれていません

この業者の金額と
Baby for Allの金額を比べたら
きっと驚かれると思います

ある程度費用を明確にしているという点では
まだ、元社長が逮捕された某社と比べると
「良心的」だとは思いますが
それにしても…

Baby for Allでは
真剣にお問い合わせいただいた方には
総額をお知らせしています
しかも、エージェント費は追加費用一切なしで対応しています 

オフィスがどこにあるかとか
立派なサイトを持っているかとかは
代理出産には関係がありません
なぜなら、そのお金は
代理出産を申し込んだ方のお金だからです
たくさんお金を取れば
たくさんお金を使うことが可能です。

このサイトのコンテンツにある
「代理出産業者の見分け方」に列挙された項目をお読みください
そこにある情報は
インドの有力紙『ヒンドスタン・タイムズ』などからまとめたものです
インドが代理出産のメッカで会った頃
代理出産を考えるにあたって
玉石混交であった業者を選ぶ際に
チェック・ポイントとなる事柄を列挙しています
これを参考に、業者を選定すれば安心です

2018年12月23日日曜日

代理出産で生まれた赤ちゃんをすぐに養子にする必要はありません。

代理出産で誕生した赤ちゃんは
必ず養子にしなければならないという
誤解がまかり通っています

業者によっては
養子にすることで
複雑な手続きを簡略化しようと
考えている所も多いようです

しかし、養子にすることは
必ず弁護士が必要になり
費用もそれだけ高くなってしまいます
また、その後
外国のパスポートの発給を受けて
日本に入国しなければなりません

しかし、Baby for All では
赤ちゃんに最初から
日本国籍を取れるように
手続きをしていただいています

日本で、海外における代理出産で生まれた赤ちゃんの
合法的な法的手続きを確立したのは
Baby for All です

だから、この意味で
私たちこそ代理出産のパイオニアなのです

赤ちゃんは日本人として
日本のパスポートの発給を受けて
帰国することができます

複数の行政機関では
Baby for All の書類が
代理出産の際のひな形となっています

代理出産を考えていらっしゃる方は
安心してお問い合わせください
ご相談はすべて無料です

2018年12月22日土曜日

Baby for Allが信頼できる証拠―代理出産リピーターの存在

代理出産は赤ちゃんがどうしてもほしいご夫婦が
挑戦する手段ですが
赤ちゃんが既にいても
第二子、第三子を求めて
代理出産にチャレンジする方もいらっしゃいます
Baby for All設立から足掛け6年
最初に代理出産で授かった赤ちゃんは
もう5歳になっています

すでに、Baby for Allを通じて
赤ちゃんを授かったご夫婦から
2回目の依頼をいただくようになりました
中には、3回目の代理出産という方も
いらっしゃいます
費用面は勿論ですが
代理出産という未知の世界で
経験と実績があるBaby for All
信頼されているということでしょう

他社で失敗した方のご依頼も
多くいただいています

現在、代理出産は3カ国で
IVFや卵子提供は5カ国で展開しています

あなたが早くチャレンジすれば
Baby for Allの費用なら
2回目、3回目も夢ではありません
一度に複数の代理母と契約することも
国によっては可能です

お気軽にご相談ください

2018年12月21日金曜日

代理出産は不妊に悩む人に限定されるべきものです。

丸岡いずみさんが46歳にして
代理出産で子供を授かりました

アメリカでは、原則として
43歳以上の女性に対しては
不妊治療をしません
可能性がゼロに近いからです

46歳、IVFを行った時は45歳
これは奇跡だと思います
心から祝福したいと思います

実は45歳から不妊治療を始めたというケースも
聞いたことがありますが
もちろん、受精卵にまで到達せず
正直言って詐欺に近いケースだと思います
常識的に考えて
45歳ならば医師が留めるべきなのです

もちろん、日本の医師は
代理出産の選択肢を示しないので
奇跡を求めていると言えばそれまでなのでしょうが
赤ちゃんに出会えることを信じて治療している人に
無駄なお金と時間を使わせるのは
詐欺だと言われても仕方がありません

代理出産は不妊に悩む人の
最後の手段であるべきものです
医師が本当に患者のことを考えるのであれば
自分ができなくても
その道を示すのが筋ではないでしょうか

しかし、不妊以外の人が
安易に代理出産を求めることを
許してはいけないと思います
そうすることで
昨年世間を賑わしたタイでの事件のように
本当に代理出産が必要な人の
道を閉ざしてしまうことになるのです

あなたが本当に不妊に悩んでいるなら
そして、できる手段を全て試みても
光が見えないのならば
私たちがお手伝い致します

2018年12月20日木曜日

「アジア」での代理出産に要注意

タイ、インド、ネパール、カンボジア、ベトナムでの外国人に対する代理出産が
すでに法律で禁じられていることは
すでにこのサイトでもお知らせしました
またメディアにも報じられているところですが
それでもまだ
ある業者は自社サイトで
「アジア」での代理出産が可能であるかのような
宣伝をしているようです
この会社は莫大な費用が掛かることでも有名ですが
なんだか怪しいです

アジア某国でひそかに代理出産が行われているのは
周知の事実なのですが
法整備や日本での手続きなど
闇の部分がたくさんあるのが現状です

アジア以外の国での代理出産も
法律の強化により難しくなってきました
すでにルートを開拓し
実績もあるBaby for Allでは
条件に合致する方に
合法的に代理出産ができる国だけで
お手伝いをしています

実は、アジアの国で新たに法的な準備が進められているのは事実ですが
まだ、合法と大手を振って言える段階ではありません
そして、仮に法的に大丈夫でも
手続きをどうするのか
通訳はいるのかなどの
付帯的な問題が解決されるまで
かなりの時間がかかるでしょう

あなたが選んだ業者が
「アジア」での代理出産をうたっている場合
よく調査をする必要があります

その国での代理出産が合法かどうかは
大使館に聞けばすぐにわかることです

皆さんと生まれてくる赤ちゃんの安全のために
十分に注意してください


2018年12月19日水曜日

代理出産の費用が上がっています。


代理出産が合法の国は少なくなりました
しかも、数年来の規制強化で
すっかり市場は縮小してしまいました

かつてアメリカからは
パナマでの代理出産がさかんでしたが
こちらは法律で全面禁止になったため
メキシコに人は流れていますが
治安上の問題を抱えており
法規制もうわさされています

需要は多いのに
市場が縮小している訳で
そのために費用は上昇傾向にあります

日本での法制化が行われれば
その施行までの猶予期間に
海外での代理出産は
駆け込み需要が見込まれます
しかし、市場はもはや
限られてしまっているのが事実です

残された期間は少ないと思います
そして、遅くなればなるほど
業者も足下を見るようになるでしょう

代理出産の場合も
通常の不妊治療と同様に
年齢的なことが関係あるので
決断は早い方が良いのは言うまでもないのですが
現在の情勢を考えると
その傾向は更に強まっていると言えると思います

先ずは、ご相談だけでも構いません
Baby for Allにお気軽にお問い合わせください

2018年12月18日火曜日

法整備の急務って何年遅れ?


2017年3月22日に“生殖ツアー”斡旋業者も…想定外の不妊治療に法整備急務という記事を産経新聞がリリースしました

結論は、法整備を急がねばならないということなのですが
そもそも、IVFは1978年に成功しており
本来ならばその時点で
法整備をしなければならなかったはずなのです

問題が大きくなって
複雑になってから法整備をする
どこの国でもそうなのかもしれませんが
日本はあまりにも遅すぎます

一私立学校の問題で
予算委員会が肝心の予算を放置して
政権のあらさがしに奔走するようなことをしているから
重要な問題が先送りになってしまうのです

Baby for Allでは、特に代理出産の問題について
法整備を訴えてきました

この記事でもそうですが
法整備の議論では
子供を欲しい人の観点が全く考慮されていません

子供が欲しい人の幸福追求権を満たすような法整備を
一日も早く行ってほしいものです

以下、産経新聞の記事を引用します

“生殖ツアー”斡旋業者も…想定外の不妊治療に法整備急務
2017.3.22 13:19
 妊娠や出産に“科学”が介在する生殖補助医療技術の進歩は著しい。国内では学会を中心にした自主規制の下、提供された精子や卵子を用いた体外受精が限定的に行われてきた。問題は、日本の法律が精子や卵子の提供を想定していないことだ。伝統的な「家族観」を揺さぶる事態にもなり、ルールの整備は喫緊の課題だ。
 厚生労働省の研究班が平成24年度に行った調査では、卵子提供により国内で誕生した子供の数は年間300~400人と推計される。いずれも姉妹や友人など身近な存在が卵子を提供したとみられる。近親間の卵子提供では、諏訪マタニティークリニック(長野県)が10年、妻の妹から卵子が提供され、夫の精子と体外受精させ、国内で初めて子供が誕生したことを公表している。
 日本人が海外に渡って、有償で第三者の卵子提供を受ける例も多数ある。野田聖子衆院議員は米国に渡り第三者の卵子提供を受け、受精卵を自らの子宮に戻し、23年に子供を産んだ。不妊カップルに“生殖ツアー”を斡(あっ)旋(せん)する業者も存在する。
 一方で、厚労省が生殖補助医療技術の専門委員会を設けたのは10年。患者や宗教関係者らを呼び、医療だけでなく、倫理や法制度まで幅広く検討された。12年に出た報告書では「生まれてくる子の福祉を優先する」「商業主義を排除する」などが盛り込まれた。
 専門委の報告に基づく制度整備の具体化のため、13年に厚労省の審議会で生殖補助医療部会が設けられ、15年の報告書で早急な法整備を求めた。
 ただ法制化はいまだ果たされていない。自民党のプロジェクトチームが昨年3月、卵子提供では子を産んだ女性を母とし、精子提供では提供者ではなく夫を父とする民法の特例法案をまとめたが、国会提出には至らなかった。(天野健作、道丸摩耶)

2018年12月17日月曜日

Baby for Allで代理出産をするメリット〜費用が比較的安いこと!

 しっかりと情報を集めることさえできれば、海外での代理出産は、あなたの手の届く範囲にあります。  
 実際、アメリカでは代理出産は盛んに行われています。しかし、それができるのは一部の金持ちだけで、普通の生活を送っている人が負担できる費用ではありません。すでにそこには、大きなビジネスが介在しているからです。  
 勿論、その他の国でも費用はそれなりに高額です。また、ブローカーや斡旋業者によっては、アジアでの代理出産にアメリカ以上の費用を要求するところもあるようです。悪質な業者はあなたの懐に手を入れてから、費用を決めるのです。
 Baby for All では、お問い合わせいただいた方には、金額を明示した資料を国別にお届けしています。あとから意味不明の追加費用を請求されることもありません。安心してお申し込みいただけます。

2018年12月16日日曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(完)

代理出産に関する記事がアップされました

私たちのブログの読者にとっては
たいした内容は含まれていないのですが
何回かに分けて引用し
解説しておきたいと思います
引用部分は青字で示しました。

代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(完)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

この記事の監修ドクター
藤東クリニック 藤東淳也先生
https://fujito.clinic

代理母出産(代理懐胎)の問題をどう考える?

 日本では、様々な問題の懸念から代理母出産を禁止していますが、それでも子どもを授かりたいとの思いで海外へ渡る夫婦が増えてきています。そうなってくると、少子化の問題も含め、日本でも今後代理母出産について検討をしていく必要はあるといえるでしょう。

 この点は、先生がよく理解されていると思います。技術がある以上、それを使うなということは不可能です。また、条件を厳しくしすぎると、地下に潜って行われるようになります。そうすると、法律など意味がなくなってしまいます。

 また、上記に挙げただけでなく、妊娠が進むにつれ胎児に障害がみつかるなど代理母と依頼人との間で引き取る引き取らないなどという問題や子どもにとって本当の母親は誰なのかという心の問題もあります。さまざまなトラブルを防ぐためにも日本での法整備をはじめリスクについての啓発活動も重要です。リスクについての啓発活動を進める中で、女性が適齢期に妊娠出産し、安心して出産、子育て仕事ができる社会環境作りも必要です。

 契約する業者と契約内容については、厳しく監督することが必要になるでしょう。日本で多くの人が代理出産をするようになれば、私たちは廃業することになるでしょう。でもそれでよいと思っています。国内でできるようになるのが一番良いのです。ただ、そこに至る道のりには紆余曲折があると思われます。その間、どうしても子供が欲しいご夫婦のお手伝いを、私たちはさせていただくつもりです。

まとめ

 代理出産は、本来であれば子供を出産できない夫婦が自分たちの子供を授かることができるというメリットがあります。また、少子化の日本にとってうれしいことでもあります。しかしながら、上記で述べたような様々な問題点もあり、代理出産を日本で認めていくべきであるのかその判断は難しいです。代理出産は外国へ渡り行うので、得られる情報の量も少なく、なかなか実態がつかめないという問題点もあります。代理出産を検討する方は経験者や医師に話を聞いたり、できるだけ多くの情報を集め、代理出産に挑むことが大切です。

 現実的な提案をお願いしたいものです。
 経験者に話を聞くのはほぼ不可能に近いです。マスコミから私たちに、経験者を紹介してほしいという依頼が来ますが、代理出産が白い目で見られている現状で、誰が話をしてくれるでしょうか。私たちも、子供を授かった方とは、積極的にコンタクトはとりません。私たちのことは、忘れていただくことが一番良いのです。医師に話を聞くのも無駄です。日本の医者は代理出産の現状など知る由もありません。私たちは論文のお手伝いをしたことは何度かありますが、本当は、産婦人科医が私たちに視察の依頼をしていただきたいのです。

 代理出産の情報は、私たちにお任せください。思い込みやきれいごとは抜きにして、お話しします。


2018年12月15日土曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(6)

代理出産に関する記事がアップされました

私たちのブログの読者にとっては
たいした内容は含まれていないのですが
何回かに分けて引用し
解説しておきたいと思います
引用部分は青字で示しました。

代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(6)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

この記事の監修ドクター
藤東クリニック 藤東淳也先生
https://fujito.clinic

本当にあった代理母出産(代理懐胎)のトラブル

 どうしても子どもが欲しい人たちにとっては、藁をもすがる思いで決断する代理母出産。しかし、実際には代理出産ビジネスや依頼者と代理母との間でのトラブルなど問題もあります。実際にあったトラブルをみていくことにしましょう。

代理出産ビジネスによるトラブル
 インターネット上で高い成功率をうたっていた仲介業者のHPをみつけ依頼した30代の夫婦。230万円もの大金を振込み複数の受精卵を業者に渡した夫婦ですが 数週間後、業者から代理母が妊娠しなかったというメールが届きました。詳しい説明も納得のいく回答がなかっただけでなく、返金されるはずのお金はかえってこず、メールの返信もありませんでした。

 同じような例は、私たちに相談されるご夫婦にもありました。もうこのブログにも記事を書いています。
 まず、受精卵を送り、移植したらレポートが送られてくるのが当たり前のプロセスです。そして、妊娠しなければ調査もあるし、複数あれば残った受精卵で移植するものです。メールの返信もしないというのはちょっと考えられません。最初から移植していないことが疑われます。もっとひどい例もあります。総額を最初から明記していない業者は、依頼者の足元を見て追加費用を請求します。かつてインドで、300万円台で代理出産が可能であった時代に、1000万円以上請求されたというご夫婦を私たちは知っています。
だからこそ、業者を選ぶことは非常に重要なことなのです。

依頼者と代理母間のトラブル

 代理母を引き受けた女性は受精卵の移植後、毎月バンコクの病院で検査を受けるよう仲介業者から求められました。病院まではバスで片道6時間もあり、この女性は定期的に通っていたのですが 妊娠5か月の時バスの中で急激な痛みに襲われ、出血し救急車で病院に搬送されましたが、赤ちゃんを流産しました。仲介業者とは、その後連絡が一切つかなくなり、報酬も一方的に打ち切られ、女性は今も流産の後遺症で下半身に痛みとしびれがあり、病院に通っています。
 仲介業者からはその治療費も支払われていません。

 タイトルがおかしいですね。これは代理出産そのものの問題ではありません。依頼者とのトラブルでもありません。やはりこの先生は、代理出産のことをあまりご存じでないようです。代理母は仲介業者やクリニックがケアすることを当然で、契約に明記します。追加費用が発生するような場合には、事前に説明があります。)の問題です。
 だからこそ、法規制が必要なのです。法規制のない国で、出鱈目な業者を使っていると、代理母に被害が及ぶという例です。
(続く)




2018年12月14日金曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(5)

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何回かに分けて引用し
解説しておきたいと思います
引用部分は青字で示しました。

代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(5)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

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藤東クリニック 藤東淳也先生
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日本での代理母出産(代理懐胎)の現状

 日本で代理出産が禁止されている現状の中で、子どもが欲しい人たちはどうしているのでしょうか。日本での代理母出産の現状についてみていきましょう。

発展途上国に渡る夫婦が急増

 日本では、代理出産が認められていないため、海外に渡る決断をする夫婦も増えてきています。日本ではまだまだ浸透していない代理出産ですが、世界ではかなり認知されています。特にアメリカは今から40年前に初めて代理出産が行われたということもあり、代理出産についてはかなり浸透しており、実際に代理出産を行う夫婦も増加傾向にあります。そんなこともあり、かつてはアメリカに渡る夫婦も多かったのですが、アメリカでは渡航費なども含め費用は2,000万円を超えることもあります。

 それに比べ、途上国では数百万円で代理出産を依頼することができ、この金額の差は大きく、近年日本の夫婦は発展途上国に渡り、代理母出産を依頼することが増え続けています。また、代理母をする人たちには貧困という問題があります。代理母を行う人たちは家の収入だけでは暮らして行けず、他人の子を自分のお腹の中で育て産むということがよいことだとは思わないながらも、年収の何倍ものお金が手に入る代理母という仕事をしないわけにはいかないという現状があります。周りが代理母を行い報酬を得ていく姿を目にして自分も家族のために・・・。と考えるようです。

 中でも最近日本人の依頼が増えているのが、近くて医療技術も高いとされるタイです。日本人向けに代理出産を手がける業者が、ここ数年で急増したといいます。

 情報が古すぎますね。ご存じのように、タイではすでに外国人に対する代理出産が非合法化されています。このように、日本の「専門家」は代理出産については無知です。だからこそ、悪質な業者がはびこるわけで、制度を整えること、日本の医師も代理出産についてもっと現実を知ることが大事です。臭い物にはふたでは何も起こりません。見えないところで事態は悪化するのです。

家族・近親者の体を借りるケースも

 代理母は、他人の体を借りお腹で育て産んでもらうものです。しかし、代理母が妊娠、出産という身体的・精神的負担やリスクがあるのも事実で、こうした危険な行為だからこそ、他人ではなく家族や近親者に頼りたいと考えるケースもあります。これは代理母自身にも家族のためにという理由があり、互いにトラブルなくうまくいくケースでもあります。しかし、これはある意味、家庭内での身体利用ともとられ賛否両論あるのも事実です。

 諏訪マタニティクリニックの例は、全部家族が代理出産をしたはずですが、うまくいかないケースがあったのでしょうか。思い込みで話すのはやめていただきたいですね。母が娘のために代理出産をするのは欧米では増加しています。ただ、問題なのは、自発的に申し出るケースはよいのですが、依頼を拒否した場合、その後の関係がうまくいかなくなるようなことはあり得るでしょう。だから、他人がよいというわけではないですが、契約関係に縛られるからこそのメリットはあるのです。
(続く)

2018年12月13日木曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(4)

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代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(4)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

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国の見解

 2008年に自民党のプロジェクトチームが病気などで子宮のない人、あるいは先天的に子宮を持っていない人、そして卵子や精子に関しては夫婦のものを使って、代理出産は行ってもいいということ、そして報酬は無償であるという案を決めました。しかしその後の進展はなく代理母出産については宙ぶらりんの状態です。
 
現在、代理出産には賛否、両論がありますが、子どもが欲しくて他国に出向く夫婦がいるのもまた事実です。現行法では、出産を担った女性が子どもの母親であるとされ、代理出産を依頼した夫婦が子どもを迎えるには「特別養子制度」の利用が一般的になり、つまり戸籍上は実子ではなく養子という判断となります。日本では胚・受精卵提供による体外受精の規制が成熟していないため、今後ますます海外での代理出産を希望し、国外へ行く人も増えてくると思われます。
そういった意味でも法の整備をしっかり行い、代理母出産についてどうするのか検討していく必要があると思われます。また、日本で出生届を提出する際には実子として認められないため、特別養子制度のあり方についても重要となってくるといえるでしょう。

 この先生は特別養子の制度を誤解していると思いますが、特別養子とは、養子を戸籍上実子にすることを意味しています。だから現状でも、代理出産で生まれた子供は、養子ではなく「実子」です。
ただ、先生が言う通り、日本で制度ができなければ、海外で代理出産を受ける人は増えるでしょうし、非合法にすれば地下に潜るようになるわけで、重要なことは、権利を守りつつ、誰もが幸せになれるような代理出産の制度を構築することにあるのです。

(続く)

2018年12月12日水曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(3)

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代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(3)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

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日本産科婦人科学会の見解

 日本産科婦人科学会の見解としてはまず、代理母に依頼すること自体が妊娠と出産によって育まれる母と子の絆を無視するものであり子の福祉に反するとしています。さらには出産した女性に子どもへの愛着がわき子どもの引渡しを拒否したり、障害児が生まれるなど依頼者の期待と異なっていた場合に依頼者が引き取らないなどの問題が起こった時、子どもの生活環境や精神発達過程において問題が出てくるのではないかという懸念もあります。

 母と子の絆を無視するようなことは、赤ちゃんポストを通じて養子縁組でも起こりうる話で、何故代理出産だけを特別視するのかが理解できません。また、代理母が子供に愛着を持つことを許容する国では、それが面会権などのかたちで認められているし、引き渡しを拒否することは契約上できません。障害児が生まれた時も同じです。子供の生活環境や精神発達過程で問題が出るというのは、すべて思い込みに由来しています。今までそのような事例があったのでしょうか。

 この日本産科婦人科学会の見解にかけているのは、不妊に悩むご夫婦の切なる願いです。医師がそれを無視しているということです。

 また、代理の母への妊娠・出産にともなう身体的・精神的負担や家族関係を複雑にする、さらには代理出産に関して有償か無償かという問題もあります。有償であれば母体を商品化する、児童の売買や取引を認めることになり、無償であっても代理母を心理的に又は身体的に隷属状態に置くなど、営利を目的として代理懐胎の斡旋をする者や代理母出産に関わる機関が出現し、経済的に弱い立場にある女性を搾取、自動(ママ)売買の危険についても述べられています。

 家族関係が複雑になるということはありません。これは民法の問題であって、代理出産の問題ではありません。また、代理母の搾取については、法規制で解決できる問題であって、子供を持つことで幸せになれる人と、子供を人のために産むことで幸せになれる人がいるという素朴な事実が無視されています。

(続く)

2018年12月11日火曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(2)

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代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(2)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

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代理母出産(代理懐胎)は認められる?

 代理出産について日本では認められているのでしょうか。また、代理出産について日本ではどのような見解があるのでしょうか。日本産科婦人科学会や国の見解をみていくことにしましょう。
代理母出産に関する法は国によって違う
現在日本では、代理出産は認められていません。生殖補助医療の公的規制がなく今日まできています。諸外国をみてみると、代理出産を禁止する国と許容する国に分かれています。

 代理出産を禁止している国には、日本をはじめ、フランス、ドイツ、イタリア、スイスなどがあります。一方、全面的や部分的に代理出産を許容している国には、イギリス、アメリカ(一部)、オランダ、ベルギー、カナダ、ハンガリー、フィンランド、オーストラリア(一部)、イスラエル、デンマーク、ギリシャ、ルクセンブルク、ロシア、アルゼンチン、ブラジル、インド、ニュージーランド、ベトナム等があります。こうしてみると先進諸国の中では、部分的にせよ代理出産を許容している国が多いことがわかります。

 代理母出産は、その国々の法律によって違い、認められている内容も違います。海外で代理母出産を行う場合はその国での代理母出産について調べる必要があります。

 日本では禁止しているというのは間違いです。なぜなら、法律が存在しないのだから、認めていないわけではないのです。だから、諏訪マタニティクリニックの根津医師は、代理出産を手掛けたことを公表していますが、逮捕などされていません。
 問題は、日本産科婦人科学会が規制していることで、筆者のように「禁止している」と思い込んでいる人が多いということです。もちろん、学会が規制すれば公にはできません。しかし、それをもって「禁止している」というのはおかしいと思います。
(続く)

2018年12月10日月曜日

お医者さんが書いた代理出産の現状認識(1)

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たいした内容は含まれていないのですが
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代理母出産(代理懐胎)とは?問題点と日本の現状、よくあるトラブル(1)

 子どもが欲しくても授からない、不妊治療ももう限界。そんな人たちの選択肢の1つに代理母出産という方法があります。代理母出産とは、妊娠や出産をあきらめていた人たちの一筋の光り。日本ではなじみのない代理母出産とはなんなのでしょうか。そして、日本での現状、課題、実際に起こったトラブルについてみていくことにしましょう。

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藤東クリニック 藤東淳也先生
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代理母出産(代理懐胎)とは

 代理母出産、代理懐胎とは子どもを希望している女性が、子宮などの病気により自分で妊娠・出産をすることが難しく生殖医療の技術を用いて妊娠することやその妊娠を継続し、出産してもらい、生まれた子を引き取ることをいいます。方法としては、サロゲートマザーとホストマザーという2種類の方法があります。
 サロゲートマザーとは、夫の精子から第3者の子宮に人工授精の手技を用いて注入して懐胎させ、この第三者が妻の代わりに妊娠・出産するものです。ですから、父親とは血のつながりがあるということになります。
 ホストマザーは、妻の卵子を体外受精で行われる採卵の手技を用いて妻の体外に取り出し、夫の精子と受精させ、胚となったものを第三者の子宮に移植することによりこの第3者を懐胎させ、この第3者が妻の代わりに妊娠・出産するものです。この場合は、子を授かることを希望している夫婦の子どもということになります。
 さらに海外で代理出産を行う場合、渡航費や滞在費がかかるため費用がかさみがちでちです(ママ)。費用を工面することも重要です。
 また、代理母になるにも条件があり、少なくとも1人の健康な赤ちゃんを問題なく出産した経験があり、子宮の状態が良好であると診断された女性です。また依頼者も高齢であれば卵子を提供し成功する確率が低くなります。さらには代理出産をしたからといって必ずしも赤ちゃんが生まれるという保証はありません。

 基本的には、この説明に大きな間違いはありません。ただ、英語部分については少し認間違いがあります。
 一般に英語では代理出産をSurrogacy(サロガシー)と呼び、代理母をSurrogate mother(サロゲート・マザー)と呼びます。確かに昔は、代理母が卵子提供も行ったのですが、そのようにすると、生まれてくる子供の親権に、代理母が異議を申し立てるというようなトラブルが起こりやすいので、今は、まともなところでは、代理母が卵子提供をすることはありません。
 ここで解説されている「ホストマザー」というのは、ホームステイの際のホストファミリーの家のお母さんがホストマザーで、代理出産の世界では聞いたことがないです。
 IVFで作った受精卵を受け入れる第三者の代理母は、ホストマザーではなく、Gestational carrier(ジェステーショナル・キャリア)と呼ぶことがあります。日本語で「借り腹」と呼ばれる、代理母と血縁関係が発生しない方式が代理出産の方式です。ほとんどの代理出産がこの方式なので、本来Gestational carrierと呼ぶべき代理母も今日では、みんなSurrogate motherと呼ばれています。
 だから、Surrogate motherという記載があっても、その代理母が卵子を提供することはありません。

(続く)