朝日新聞社のWEBRONZA(朝日新聞社)にアップされた
生殖医療は「科学の濫用」か?――「自然」と「不自然」の狭間で 『生殖医療はヒトを幸せにするのか』著者・小林亜津子氏インタビューの中から
代理出産に関するところを抜粋して
Baby for Allの見解と照らし合わせてみたいと思います
引用部分は青字です
代理母と依頼主、そして戸籍問題(続き)
―― 依頼人の国籍と代理母の国籍が違うと適用される法律も違いますから、戸籍の問題も生じてきますよね。世界的なガイドラインが必要になってくると思うのですが……。(続き)
日本は50歳以上の女性が出産した場合、実際にその人が生んだのかを確認することがあります。そのため、高齢の女性が外国で代理出産を行った場合、日本に帰国した際に本当にその方が出産をしたのか確認されて、生まれた子どもが日本人として認められない場合があるんですよ。
本当にそのようにしています
なぜなら、民法では分娩者を母とするので
代理出産で生まれた子供や
養子に取った子供を
戸籍上の子供にしたいがために
法を犯す人もいるからです
これは当然のことです
小林さんが間違っているのは
日本人として認められるか否かは
母親が日本人かどうかということとは
一切関係ありません
父親が日本人かどうかなのです
だから、代理母がインド人であっても
父親が日本人ならば
無条件で日本国籍は得られます
ここで指摘されることは
全く関係ないのです
問題は、50歳未満の人の場合
分娩の事実を確認をしていなかった
ということの方にあるのです
アメリカで代理出産をした人が
出生証明書だけを出して
民法を無視して子供を実子にした例は
たくさんあります
かつて法に無知な業者が
「実子登録」を謳い文句にしていたことでも
それは明らかです
子供に日本国籍をやれるかどうかは
子供が生まれてから決まるのではなく
その前に決まっているのです
それを無視してごり押しをすることが間違いで
法律に従っておれば
何の問題もないことなのです