それでは今日から
8月19日付「神奈川新聞」の社説
『代理出産 「命のあり方」議論せよ』のレベルの低さを
順を追って指摘していきます
青字が引用部分です
不妊に悩む夫婦にとって「わが子」が欲しいとの思いは切実だろう。生まれつき子宮がない、あるいは子どもが産めない場合に、夫婦の精子や卵子を受精させるなどして、他人の母体を使って子どもを産む「代理出産」を選ぶケースが増えている。
オーストラリア人夫婦が、代理母を使って産ませた赤ちゃんがダウン症だったために引き取らなかったとして、世界中で議論を呼んでいる。バンコクでは、日本人男性が所有するマンションから9人の乳幼児が保護された。他にも代理母を使って何人かの赤ちゃんを産ませていることも発覚している。
何度も書きますが
第二段落で書かれている問題は
代理出産の問題ではありません
オーストラリア人も御曹司も
個人的な資質が悪いのであって
代理出産を彼らが利用しただけです
或いは、契約が不備であったことが
問題視されるべきであって
代理出産そのものを
批判することはおかしいです
こんなレベルの低い議論のすりかえを
堂々と社説に取り上げることが
信じられません
もちろんこれは
「神奈川新聞」に限ったことではなく
多くのメディアに共通することです
代理出産は
不妊に悩む人たちのための
最後の選択肢のひとつであるべきであって
このような悪質な連中に
利用されてはいけないのです
そういう仕組み=法律を作ることが重要であって
それを利用した人間の悪事で
代理出産そのものを批判するのは
お門違いもいいところです
(つづく)
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