【重要】代理出産を事実上禁止しようとしている自民党PTに、抗議のメールを送りましょう!
自民党のプロジェクトチームが国会に提出しようとしている生殖補助医療法案は、条件付き代理出産を認めるとは言いながら、その条件というのは、子宮がないこと(子宮があって不妊という人が殆どです)、金銭の授受を認めないこと(ボランティアで代理母になる人を見つけることは不可能に近いです)で、事実上代理出産を禁止するものです。この法律は不妊に悩む人々の最後の望みを断ち切る天下の悪法になります。メディアでは、いわゆる「子供の出自を知る権利」ばかりが報じられていますが、それに誤摩化されてはいけません。現在のような内容での新法案を撤回するように、皆さんの声を結集しましょう。不妊に悩む人々の気持ちを無視した生殖補助医療法など、全く意味がないものです。手遅れになる前に、当事者である皆さん自身が意見表明をしてください。
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※インドの情報についてのご注意

▶インド政府は2015年10月28日、外国人がインド人女性を代理母とした代理出産を利用することを禁じる方針を明らかにしました。これで「代理出産のメッカ」であったインドでの外国人向け代理出産は幕を閉じることになります。
Baby for All ではこれまで、合法的に代理出産が行える国として、インドの代理出産もこのブログでご紹介してきました。そのため、過去記事の中に、一部インドの過去の情報が残っていることがあります。ご注意ください。
また、会員専用ページの内容も、インドの情報が記載されていますので併せてご注意ください。

2018年10月5日金曜日

これだけ問題があっても、世論の半数は代理出産に賛成しています!

2014年8月23−24日に行われた
『朝日新聞』の世論調査によると
国内で代理出産を認めるかどうかについて
意見がまっぷたつに分かれる結果になりました
以下、青字部分はサイトからの引用です

◆夫婦が、赤ちゃんをほかの女性に産んでもらう代理出産についてお聞きします。現在国内では代理出産は原則禁止とされていますが、希望する人もいて、海外で出産してもらうケースがあります。日本での代理出産について、認めるべきだと思いますか。認めるべきではないと思いますか。
 認めるべきだ    42
 認めるべきではない 42

これだけ、代理出産が批判されている中でも
(しかも、歪んだ観点で報道されている中でも)
日本人の半数は
日本国内での代理出産実施に賛成だという結果が出たのです

世論が同意していない状態で
無理矢理に法制化を進めることは非常に危険です
さらには海外でどうするのかということは
ここでは問われていませんが
日本でダメで海外で良いということになれば
それこそ人権問題にまで発展しかねません

さらに、何度でも繰り返しますが
不妊に悩む人の意見が
全く無視されたままで
こういうことを決めてしまっても良いのかという
大きな疑問は解決されていません

代理出産への賛否は
信仰や信念、個人の倫理観の問題であって
仮に、国民的な議論ができたところで
この問題を解決できるはずもなく
感情的なしこりが残ってしまうだけです
永遠に50-50のままになる可能性もあります

代理出産という技術があり
それが今まで行われてきた以上
それを理不尽にも使わせないようにするというのであれば
結果的に希望者を闇に押しやる
愚行なってしまいます
法制化の内容が本当に良いことなのかということを
もっと考えてもらいたいと思います

Baby for Allは代理出産の法制化には賛成です
しかしそれは
代理出産を悪事に利用させないようにするための
装置であるべきであって
子供がほしい人の夢を破壊するもので
あってはならないと考えています

そういう意味では
自民党PTで検討されてきた「法案の案」などは
もってのほかです

子宮があってもなくても関係ありません
代理出産を、不妊に悩む人の
最後の望みとして
残しておくことを切に望みます