【重要】代理出産を事実上禁止しようとしている自民党PTに、抗議のメールを送りましょう!
自民党のプロジェクトチームが国会に提出しようとしている生殖補助医療法案は、条件付き代理出産を認めるとは言いながら、その条件というのは、子宮がないこと(子宮があって不妊という人が殆どです)、金銭の授受を認めないこと(ボランティアで代理母になる人を見つけることは不可能に近いです)で、事実上代理出産を禁止するものです。この法律は不妊に悩む人々の最後の望みを断ち切る天下の悪法になります。メディアでは、いわゆる「子供の出自を知る権利」ばかりが報じられていますが、それに誤摩化されてはいけません。現在のような内容での新法案を撤回するように、皆さんの声を結集しましょう。不妊に悩む人々の気持ちを無視した生殖補助医療法など、全く意味がないものです。手遅れになる前に、当事者である皆さん自身が意見表明をしてください。
ここをクリックすると、自民党にあなたの意見を送るページに繋がります。

※インドの情報についてのご注意

▶インド政府は2015年10月28日、外国人がインド人女性を代理母とした代理出産を利用することを禁じる方針を明らかにしました。これで「代理出産のメッカ」であったインドでの外国人向け代理出産は幕を閉じることになります。
Baby for All ではこれまで、合法的に代理出産が行える国として、インドの代理出産もこのブログでご紹介してきました。そのため、過去記事の中に、一部インドの過去の情報が残っていることがあります。ご注意ください。
また、会員専用ページの内容も、インドの情報が記載されていますので併せてご注意ください。

2018年11月22日木曜日

世界の非常識?! 日本の不妊治療の変なところ。

Baby for Allに相談に来るカップルには
必ず不妊治療歴を伺っていますが
日本には世界の常識とかけ離れた
恐ろしい「治療」をしている不妊治療医がいることに
驚かされることが多いです

彼らは学会の意向を受けて
代理出産を悪者にしているのですが
自分たちの方がよっぽど悪人です

例えば、40歳を遥かに超えている女性から採卵し
安易に受精卵を作っているケースが多く見られます
これは信じられないことです

アメリカでは、43歳以上の場合には
いわゆる不妊治療もしないのが普通です
なぜなら、成功率が極端に下がり
また、たとえ妊娠したとしても
胎児に障害が発見されて
人工中絶が多くなるからです

不妊治療を10年以上続けているという例もあります
これも常識はずれです
アメリカでは医師の金儲けとしか捉えられないでしょう
3年間治療を続けて
原因が分からない不妊の場合には
アメリカでは別の方法
つまり、卵子提供や代理出産を勧められます
なぜなら、3年以上治療を続けても
功を奏する確率が低く
無駄な出費を強いることで
医師が批判されることにもなりかねないからです

もちろん、10年不妊だったが
根気よく治療して自然妊娠したという例もあります
あくまでもそれは
夫婦の選択肢のひとつですが
医師としては、確率や費用のことなど
残酷な宣告であっても
それをはっきりと患者に告知する義務があります

不妊治療医は赤ちゃんを授けることがその仕事です
代理出産を学会の意向によって拒絶することは
患者を救うことを拒否していることに
気づいてほしいものです

日本産科婦人科学会に限らず
業界団体に「白い巨塔」が存在するのは
ある程度やむを得ないことだとは思います
しかし、医師は患者を救うのが仕事ではないですか?
それを怠っているから
患者は海外に流れてしまうのです

Baby for Allは、患者が海外で代理出産することがわかっても
片目を瞑って彼らに協力した医師がいることを知っています
万一それがわかれば
業界団体は彼らを批判するでしょうが
どちらがプロフェッショナルか
どちらが患者のためを思っているかは明らかです

批判されるべきは
赤ちゃんがほしいという夢をあきらめきれない人たちではなく
その人たちを真剣に助けようとしなかった医師の方にあると
Baby for Allは考えています