Baby for Allに相談に来るカップルには
必ず不妊治療歴を伺っていますが
日本には世界の常識とかけ離れた
恐ろしい「治療」をしている不妊治療医がいることに
驚かされることが多いです
彼らは学会の意向を受けて
代理出産を悪者にしているのですが
自分たちの方がよっぽど悪人です
例えば、40歳を遥かに超えている女性から採卵し
安易に受精卵を作っているケースが多く見られます
これは信じられないことです
アメリカでは、43歳以上の場合には
いわゆる不妊治療もしないのが普通です
なぜなら、成功率が極端に下がり
また、たとえ妊娠したとしても
胎児に障害が発見されて
人工中絶が多くなるからです
不妊治療を10年以上続けているという例もあります
これも常識はずれです
アメリカでは医師の金儲けとしか捉えられないでしょう
3年間治療を続けて
原因が分からない不妊の場合には
アメリカでは別の方法
つまり、卵子提供や代理出産を勧められます
なぜなら、3年以上治療を続けても
功を奏する確率が低く
無駄な出費を強いることで
医師が批判されることにもなりかねないからです
もちろん、10年不妊だったが
根気よく治療して自然妊娠したという例もあります
あくまでもそれは
夫婦の選択肢のひとつですが
医師としては、確率や費用のことなど
残酷な宣告であっても
それをはっきりと患者に告知する義務があります
不妊治療医は赤ちゃんを授けることがその仕事です
代理出産を学会の意向によって拒絶することは
患者を救うことを拒否していることに
気づいてほしいものです
日本産科婦人科学会に限らず
業界団体に「白い巨塔」が存在するのは
ある程度やむを得ないことだとは思います
しかし、医師は患者を救うのが仕事ではないですか?
それを怠っているから
患者は海外に流れてしまうのです
Baby for Allは、患者が海外で代理出産することがわかっても
片目を瞑って彼らに協力した医師がいることを知っています
万一それがわかれば
業界団体は彼らを批判するでしょうが
どちらがプロフェッショナルか
どちらが患者のためを思っているかは明らかです
批判されるべきは
赤ちゃんがほしいという夢をあきらめきれない人たちではなく
その人たちを真剣に助けようとしなかった医師の方にあると
Baby for Allは考えています