丸岡いずみさんの代理出産で話題になった
ロシアでの代理出産について
「ロシアで盛り上がる代理出産、欧米からも依頼続々」という
記事をリリースしています
今代理出産を考えている日本の方に必要な情報を
この記事を部分的に引用しながら
Baby for Allが解説したいと思います
以下、記事の引用は青字
Baby for Allの解説は黒字です
前回の続きです
最後にロシア国内法の問題です
法律は? 右往左往する議論
ロシア家族法11条は、「婚姻関係にあり、受精卵を第三者の女性に移植することに書面で同意した男女は、子供を出産した女性(代理母)の同意が得られた場合にのみ、両親として登録される」と定めている。
つまり、形式的には代理母に親権があるが、代理母がそれを放棄することで、依頼者夫婦が正式な両親となるというステップを踏んでいるのである。
このため依頼者側からすれば、いくら契約書があったとしても、代理母の気が変わったら、「子供を引き渡してもらえないのでは?」という不安がつきまとうことになる。
そこで2016年6月、代理母の同意の有無にかかわらず、子供の出生と同時に依頼人を正式な両親とみなそう、という法案が国会に提出された。
しかし、その案の検討が続くなか、「現行法ではすべての当事者の利益を保障できないため、当面は代理出産を全面的に禁止するべきだ」という議員も出てきて、議論は紛糾した。
結局、どちらの案も採択されなかったため、現行では代理母の親権放棄が必須となっている。
この議論は現在も続いており、先月もモスクワ州・子供の権利担当オンブズマンが「代理母に親権が残る可能性をゼロにし、法律を完成段階に持っていくべき」と記者会見で述べている。
まさにその通りです
これは非常に重要です
日本での手続きでも
代理母の親権放棄が必要で
それは契約時に確認をします
その作業をいい加減にしておくと
この記事が懸念するように
代理母が親権を要求するケースが発生します
アメリカではこの問題が多く発生し
現在では
代理母には親権はなくても
面会の権利や
依頼人やその子供とのコミュニケーションの権利を
要求されるようになっているのです
婚姻関係にあるカップルだけではなく、男性1人、女性1人でも、代理出産を利用することができる。そのため、法律制定時には予想もしなかったようなケースも生じている。
サンクトペテルブルグに住むナタリアさんは、自分の息子が不治の病だと分かり、息子に精子を冷凍保存するよう頼んだ。
息子の死後、ナタリアさんは息子の凍結精子とドナーの卵子を使い、受精卵を作った。それを代理母に移植し、無事に男の子が生まれ、代理母に親権を放棄してもらった。
こうして、遺伝上の祖母となったナタリアさんだったが、「父も母も存在しない子は登録できない」と、役場で出生登録を拒否されてしまう。
結局ナタリアさんは裁判を起こし、出生証明書を勝ち取った。苦肉の策として、出生証明書の母親欄にはナタリアさんの名前が記載されることになった。
このケースは極端な例ですが
ゲイやシングルの人が
代理出産を依頼することを受け入れるかどうかは
クリニックによって違います
Baby for Allも提携しているエージェント、クリニックも
それはお断りしています
なぜならば代理出産は
子供に恵まれない方の最後の手段であって
家族関係や子供の将来が不透明な方に
提供するべきではないと考えているからです
記事はこの後も
ロシアの代理出産の実態をレポートしていますが
直接皆さんと関係がないので割愛します
興味のある方はリンクから直接お読みください
丸岡いずみさんの代理出産で
にわかにクローズアップされたロシア
しかし、言葉の問題、法律の問題
手続きの問題などを考えると
自分たちだけでチャレンジするのはリスクが大きすぎるし
にわか業者に依頼して
費用が掛かればロシアで行う意味もありません
堅実な方法をお考えの方は
ぜひ、Baby for Allにお問い合わせください